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仕事の最もベーシックな売り込み手段 「稼女セミナー 名刺の作り方と自己紹介の方法」Vol.1

仕事の最もベーシックな売り込み手段 「稼女セミナー 名刺の作り方と自己紹介の方法」Vol.1

株式会社Woo-By.Style
代表取締役
野村美由紀

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仕事をする際のファーストステップは名刺交換と自己紹介です。これから4回に分けて名刺の作り方と自己紹介の方法を説明していきます。

まずは名刺から。名刺の表と裏には書く情報が全然違いますよね。1回目は「表面」編です。

目的を明確にして使いこなす

仕事をする上で最も基本的なツールである、名刺。

私がセミナーを行うときは、最初にこのように問い掛けます。

「名刺って何のために作りますか?」

すると、「相手に知ってもらうため」「自分の情報を相手に伝えるため」などの答えが返ってきます。

これらは間違いではないのですが、相手に情報が伝わっただけでは、稼女としては何の意味もありません。つまり、名刺の目的は「最終的に仕事をもらうための入り口」、ということを意識しなくてはいけません。

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自分の仕事内容を伝えると同時に興味を持ってもらうことが重要です。そのためには、名刺を見て相手が質問をしてくれるような内容にするのがポイントです。

では、具体的にどのような名刺にすればよいのでしょうか?

仕事をもらうための名刺作り

1つ目は、「情報」は絶対に書くこと。
名前、書類の送付先(事業所の所在地)、電話番号、メールアドレスは最低限入れてください。

「それって当たり前でしょ?」と思われるかもしれませんが、今まで私が名刺交換したフリーランスの方の名刺には、必要な情報が載っていないことがとても多いのです。

中には、連絡先が全く記載されていないものも!

個人情報を気にされているのですね。でも、稼女の皆さんは「個人事業主」という事業者です。例えば相手が見積書を送ろうと思った場合、住所が書いてないと、相手にとっては〝住所を聞く〟という手間がかかります。そうすると、「そもそも仕事をする気があるのかな?」と思われてしまいます。中にはメールアドレスさえ書いていないものも。「自分の紹介」という目的は果たせても、仕事として使える「情報を伝える名刺」ではないので、相手にされなくなってしまいます。

個人情報が気になる人は、コワーキングスペースを借りて事業所として使うなど、いろいろな対応の仕方があるので、連絡先に当たるものを提示できる状況を作ってからビジネスの土俵に立ってほしいです。

メールアドレスに関しては、本当にビジネスとして成功したい、と思うのなら、フリーメールは避けたほうがいいです。

「名前は本名ではないとだめですか?」という質問もありますが、ビジネスとしての名前なら、本名でなくても大丈夫です。

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2つ目は、「何をやっているか」を書くことです。

肩書きは自分自身のキャッチコピーです。
具体的には役職と業務を書くのが一番すっきりとして分かりやすいと思います。

私の場合、現在の役職は「代表取締役」、業務は「プロジェクトマネジメント」。

このように会社組織ですと、役職名が付きますが、フリーランスの人の役職は「代表」でいいと思います。

業務についてですが、事業を始めて日が浅いなど、これから仕事を増やしていきたい人は、特徴が分かり、ニッチなところを攻めていく肩書きを入れるべきだと思います。
例えば私の場合、以前は、マルシェが主な仕事でしたので

「マルシェファシリテーター」としていました。かなりニッチなところを攻めた肩書きだと思いませんか?(笑)

3つ目は、「写真」を入れること。

写真が苦手なら似顔絵でもいいです。写真があると、名刺交換して何日か経っても「どの人だったかな?」と忘れられることがないですよね。人に覚えてもらう・思い出してもらうには、写真や似顔絵はとても有効です。

加えて、SNS、プロフィルなど全て同じ写真を使ってください。この写真=この人、と印象づけられるもの。名前の読めない園児が、自分の持ち物をマークで見つけるというのと同じ発想で、大事なブランディングの一つです。

次回は名刺の「裏」編です。

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