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自分の商品やサービスを購入してもらえるフィールドを作ろう 事業を続けたい方は注目!「稼女セミナー ブランディングとファンづくり」解説vol.7

自分の商品やサービスを購入してもらえるフィールドを作ろう 事業を続けたい方は注目!「稼女セミナー ブランディングとファンづくり」解説vol.7

株式会社Woo-By.Style
代表取締役
野村美由紀

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前回までで、お客さまに提供する商品やサービスを4段階に分けることができたと思います。今回は、お客さまがその商品やサービスまで行きつくテクニック、「必要な導線のつくり方」について考えていきましょう。

お客さまにストレスを与えない導線づくりを考える

第5回、6回にわたり、ファンになってもらうための段階分けについてご紹介しました。次はファンになってもらうために「動きを少なくしてストレスを減らした導線づくり」をご説明します。

初対面の方とお会いした際に、相手から「Woo-By.Styleと申します。よろしければ、どんな事業やっているのか、ホームページをご覧いただけますか」と言われたとします。「ホームページを見てもらうくらいなら、簡単でしょう」と思うかもしれません。ですが、検索をして、検索結果から該当のホームページを見つけて……という手間を考えると、意外と面倒です。ましてや興味のない相手だったらまず見ようとも思わないでしょう。

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しかし相手がその時に QR コードが書いてある紙を持っていて、「私は今、こんなことやっているのですが、よろしければご覧ください」と言ったら、もしかしたらその場で見ることができるかもしれません。ツールがあるだけで、自分に興味を持ってもらえるかもしれませんし、ホームぺージにたどり着いてもらえる、商品を見てもらえる可能性が飛躍的に伸びると思います。

私自身も相手の方からやっていただいて、非常に心地よかったことがいくつもあります。実は私は極度の方向音痴で、誰かに「ここに来てほしい」と言われた時に、聞いたことのない場所でくわしく調べないと行けないとなると、迷子になってたどり着けない。ですからほぼ行きません。

しかしある方が「ここの角を曲がって、ここの建物のこのすきまの階段を登り、ここに行くと入り口がありますよ」と、駅からの経路を実際に歩いて動画を撮って、わざわざ送ってくださったのです。特にその場所は東京駅だったので、動画がなければおそらく私はたどり着けなかったでしょう。

このような「親切から生まれる行為を当たり前の習慣にすること」が、とても大事だと思います。私たちの会社では、毎回イベントを行う時にはLINEで通知し、住所から Google マップに飛べるようにリンクを貼っていて、さらに「隣に〇〇があります」といった目印になるようなものを書くようにしいます。

活動を周知するためにツールを活用しよう

いくらせっせとホームページを作っても、SNSに投稿しても、そこにたどり着いてもらえなければ意味がないでしょう。自分が思っているほど、周りは自分に興味はありません。近づくことで初めて興味を持ってもらえる、と意識しておいてください。

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私たちのように小規模なビジネスを行っている人たちは、直接URLやQRで自分の情報にたどり着いてもらえるようにする必要があります。そのためには名刺やフライヤー、チラシといったものから必要なツールを選び、分かりやすくピンポイントで作りましょう。中には、これもあれもとたくさん渡す人もいますが、相手にとっては迷惑になります。1つか2つに決めておく方が有効なことが多いです。

ただし「Instagramのみ」「Facebookだけ」など1つに絞りこんでしまうと、そのツールを使っていない人は見ることができなかったり、抵抗感から見なかったりします。どれかにはまるように、多くの人、しかも自分のお客さまに当たる年齢層や性別の方がたくさん使用しているようなツールを選んで使いましょう。

今後の展望についてもお話ししておきますね。現在はWebで大量の文字を読む人が、昔に比べて明らかに減っています。これから自分の情報を人に伝えたい時に必要なのは、写真と動画だと思います。文章で長く書けばいいというものではないので、InstagramやInstagramのストーリー、そしてYouTubeなどの需要は増えると思います。

できるだけお客さまの心にスムーズに入り込み、覚えてもらえるような方法でプロモーションを行うためのポイントとして「短時間で簡潔」にすることを心掛けましょう。

次回は「ファンがついた時に行うべきこと」に関してお話します。

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