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自分の商品やサービスを購入してもらえるフィールドを作ろう 事業を続けたい方は注目!「稼女セミナー ブランディングとファンづくり」解説vol.8

自分の商品やサービスを購入してもらえるフィールドを作ろう 事業を続けたい方は注目!「稼女セミナー ブランディングとファンづくり」解説vol.8

株式会社Woo-By.Style
代表取締役
野村美由紀

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第7回はお客さまがその商品やサービスにたどり着くまでの導線づくりをご紹介しました。最終回はファンがついてくれた時に行うべきこと、そして改めて「ブランディングとファン」とはいったいどういったものなのか、これまでのセミナーを振り返って考えてみましょう。

ファンがついた時こそ、お客さまの本音を聞くチャンス

お客さまがあなたやあなたの商品やサービスに興味を持ってくださったり、たくさん購入していただくようになったり、リピーターの方が増えるようになってきた時に起こりやすいのが、「独りよがり」です。振り返ってみると、私自身もおそらく過去にそういう時期があったと思うのですが、売り手側が喜ぶことをしてくださるお客さまが増えると、まるで自分自身が売れているような気持ちになりがちなのです。

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もちろんその感じ方が間違っているわけではありません。何も成果が出ていない時に比べて、喜んで買ってくださる人が1人でもいれば、それはすばらしいことです。しかしビジネスとして、稼女として成功していきたいのであれば、そこで満足して止まってはいけないのです。喜んで買ってくださる方々をどんどん増やしていく必要があります。「独りよがり」は「驕り」につながります。そしてあなたのビジネスの妨げとなりやすいのです。

もし可能であるなら、できるだけそういう方にお話を聞いてみましょう。「いつもたくさん買ってくださってありがとうございます。差し支えなければ、今後皆さんの声を反映していきたいので、どうしてまた買いに来てくださったのか教えていただけませんか?」といった形で質問するのも一つの手です。直接コミュニケーションを取ることは今の時期は難しいかもしれないので、オンラインツールを使ってアンケートを取る方法もあります。

ただし一方で、伺った意見を全部反映する必要はありません。あくまでも自分でやることは自分で決めておいて、迷うことや分からないことなど自分だけで判断がつきにくいことに関して、お客さまの意見を参考にしましょう。

依頼してくださる企業もあなたのファン

これは形ある商品でも、サービスの場合でも同じです。ましてサービスであれば、ある程度メニュー化する勇気も必要でしょう。サービスとニーズが合わない、自分のターゲット像と大きく異なるなど、仕事は受けられないことも出てくるでしょう。しかしその方がファンではないかというと、そういうわけではありません。また条件が整えば、ご縁が復活することもあります。

さらに私は、商品を買ってくださる方はもちろん「ファン」だと思いますが、BtoBでお仕事をくださる企業の方もファンの1人だと思っています。信頼してらっているからこそ、お仕事をリピートしていただける。つまり仕事に対するファンだととらえています。

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「仕事を受ける時は、どんな形でオファーに応えていくか」という線引きを行いましょう。それが専門性を出せるチャンスであり、より信頼できるファンを獲得する機会でもあると思います。自分らしさを忘れない。一方でお客さまの声も聞いて、その中でできるものを実践していきましょう。

ファンの期待に応えるためだからといって、自分が得意でないことは、無理をしてやり過ぎないようにしましょう。なぜなら、そこでトラブルになったり、苦しくなったりすることが多いからです。

聞いたことには何かしらの形で返そう

もう一つ、大事なことがあります。お客さまにご意見を伺ったら、その結果を何かしらの形で返答すべきだと思います。

例えば商品の販売であれば「お客さまの声にお応えして、こんな商品ができました」と追記する。サービスの場合は、「こういうサービスにこういう機能が追加されました」とお知らせします。

私は自分が配信できる情報ツールやメルマガなどで、お返事を出すようにしています。もちろん相手が誰だか分からないこともあるので、その人にお返事が届いたかどうかは分かりません。それでも、どこで何を提示するかは決めています。

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私の仕事でいうと、多くの人からいただいた質問に関してセミナーにすることもあるので、「たくさんの方からお問い合わせをいただいたので、こういうセミナーを作りました」という答えの出し方をすることもあります。

もしセミナーにする規模ではないくらいのお問い合わせの場合は、ステップメールで何本か解説する、ブログの中で触れるといったことを行います。そしていただいた質問のお返事を兼ねて、「こんなお話をしました。ぜひご覧ください」とSNSでシェアするなどの形でお返事を出すようにしています。それを続けていると、信頼していただいてファンの方々が増えていくと実感しています。

改めてブランディングとファンづくりとは

私はこのセミナーの初回に「ファンとはどんな人たちですか?」と質問しました。その答えは一見さん(1回限りのお客さま)では決してなく、あなたの商品やサービスの良さを理解し、購入してくださる方たちをファンと呼ぶことが、この8回を通してご理解いただけたと思います。

自分の商品やサービスを購入してくださったり利用してくださったりする方々のいるところで、自分のメニューが広げられるように土壌を準備していく。私はそれがブランディングであり、ファンづくりであると思います。

皆さんも、ご自分のブランディングを行い、すてきなファンの皆さんと出会って真の稼女を目指してください。

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