できる人は仕事場が違う!?快適な「自宅オフィス」のつくり方
緊急事態宣言を機に、世の中に一気に広まったリモートワーク。読者の皆さんの中には、コロナ前からリモートで仕事をしている人もいると思いますが、コロナ感染予防のためにコワーキングスペースやカフェでの仕事は自粛して、自宅を仕事場にするようになったという人も多いのではないでしょうか。
家にいながらにしていい仕事をするためには、仕事場を整えることが大切です。しかし、現実問題として、仕事専用の部屋を作ることや、仕事メインのスペースを確保するのはなかなか難しいですよね。狭いながらも快適な「自宅オフィス」をつくるには、どうしたらいいのでしょうか。
仕事と生活、どっちを取るの?
自宅で仕事をするようになると、仕事か生活か、そのどちらかに寄ってしまいがち。例えば仕事場が整っていないために仕事に集中できず、パフォーマンスが落ちてしまったり、床に座って長時間仕事をしていて腰を痛めたり…。
逆に仕事重視で、ダイニングテーブルの上はいつも仕事道具が置きっぱなしとか、機能性には優れていても違和感たっぷりの立派な椅子が狭いスペースを占領しているなど、快適なプライベート空間と仕事場を両立するのに苦労している人は多いのではないでしょうか。
「仕事と生活、どっちを取るの?」なんて、どちらも大事に決まっています。
そこでご紹介したいのは、8月3日に発売され、すでに重版が決定した今話題の本『自宅オフィスのととのえ方』(主婦の友社)です。こちらには、家族も使うリビングダイニングを仕事場にした人の例や、夫婦そろってリモートワークをする人の例など、50軒もの取材をもとに作られた、快適な仕事オフィスのつくり方を紹介する1冊です。
具体的にどのような事例が掲載されているのか、少しだけご紹介します。
LDK脇を突っ張り棒とカーテンで仕事空間に
こちらは、LDK脇にあるスペースに突っ張り棒とカーテンをつけて、仕事スペースにした例です。仕事が終わったらカーテンをさっと閉めれば、すっきりとしたプライベート空間に。これなら家族にも迷惑をかけずに過ごせそうです。
家の雰囲気にとけ込む夫婦のワークスペース
こちらは夫婦で在宅ワークをする例。“いかにも仕事場”というよりも、リビングに使っている素材をワークスペースにも取り入れて、自然と家の雰囲気にとけ込むよう工夫されています。
クローゼットや押入れもアイデア次第で立派な仕事場に
こちらは、クローゼットや押入れ、階段下などをワークスペースにした事例。集中するにはこのくらいの狭さがちょうどよさそうな、シンプルながら素敵な空間になっています。このくらいおしゃれなら、むしろずっとこもっていたくなるかも。
在宅ワーク上級者にはこんなスタイルもおすすめ!
ついオフィスのイメージで仕事場をつくりがちですが、固定観念を取っ払ってみませんか?例えばこちらで紹介されているような、アウトドアを取り入れた仕事場なら、ちょっと気分が変わっていいアイデアが生まれるかもしれません。これって自宅でしかできないことですよね。
これを機に、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。