IT人材不足はチャンス!
先日、ディップ株式会社(本社:東京都港区)が運営する正社員・契約社員求人情報サイト「バイトルNEXT」が、2019年6月度の正社員・契約社員の求人件数レポートを発表しました。
職種別仕事件数増加率(2019年6月度 全国:中カテゴリ)
- エステ・リラクゼーション
- ホール・キッチンスタッフ
- 運送・ドライバー・配達
も求人件数が多い職種ですが、
中でも、『稼女』が職種に選ぶことができる可能性で高そうという点で私の目に止まったのが、
- SE・PG・エンジニア・運用
の求人件数の増加です。
ひとえに『稼女』といっても、読者のみなさんはどんな職種で『稼女』を目指していますか。
バイトルNEXTは求人媒体なので雇用される人材を募集していますが、募集数が多いということは必要だけど足りないということの現れです。
それは、世の中から求められているという点で、稼女が何を職種にしたら稼げるのかということとの参考に、多いになり得ます。
そこで筆者は、
- 自身が起業をした女性法人経営者、つまりここでは稼女の先輩にあたる方5名
- 個人事業の女性経営者に作業を外注している法人担当者5名
に、実際に外注でお願いをしている作業は何かをヒアリングしました。
その結果、税務・登記などの専門職はもちろんですが、多く出た項目が、
- 経理
- SNSの更新
- ブログやメルマガでの情報配信
- 入力業務
- チラシ・バナーなどの作成・入稿
- ウェブページの更新作業
- ワークショップの実施など、コンテンツの準備・当日運営
- DMの発送業務
- 印刷物の仕分け
- 文章の誤字・脱字の校正や掲載情報の正誤確認
- セミナーや説明会の申込み管理や受付
- 消耗品の購入作業
- 取材とライティング
- 商品写真撮影
などでした。
今回は10名という少人数へのヒアリングであることと、筆者が日常交流のある方からのヒアリングのため偏りはあるものの、やはり、IT関係・デザイン関係・事務関係の作業の外注が多い結果でした。
- 自分でできるけれど大変なことや、自分がやらなくても大丈夫なことはお願いしたい
- ウェブの更新や情報配信は必須だけれどそこまで手が回らないし、やり方がわからない
という声が多かったことが印象的で、『稼女』の職種として、とても現実的な回答が得られたと感じました。
『稼女』として活躍をしている女性の多くが、この様な、自分でできるけれど大変なことや自分がやらなくても大丈夫なことを代行している人で、かつ、ビジネスマナーの常識があり、堅実に経験を積んでいる人であると筆者は思います。
ライター:華子