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2020年は稼女へのステップアップ!「女性が働く」についてのアンケート調査結果

2020年は稼女へのステップアップ!「女性が働く」についてのアンケート調査結果

「女性が働く」についてのアンケート調査結果!これをコレカセがチェックしない理由はない。
早速、気になる結果を見てみよう。
コレカセが推す「雇用の枠にとらわれない働き方」は果たして是なのか非なのか?

女性が働きやすくなった実感「ない」が69.7%

調査を行ったのは、主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」の調査機関しゅふJOB総研。
まず最初に注目すべきは、2019年を振り返って女性が働きやすくなった実感の「ない」という回答が約7割いることだ。

近所のスーパーやコンビニ、飲食店から、バスやタクシーの運転手、駅員や警察官・・・あちこちに女性の活躍を見ることが難しくない現状。その中で約7割が、女性が働きやすくなった実感は「ない」と回答している。

まだまだ「女性が働く」には壁が高いと感じているようだ。
筆者の周りでも、幼い子どものいる主婦が「働く」には子どもの預け先を筆頭にした様々な問題を抱えて思う通りにならない様子を目にすることがある。

稼ぐ女性は増えている

では、働きやすくなった実感が「ある」という回答の中身を見てみよう。ここに、私たち女性が働きやすさを得るヒントがあるのではないだろうか。

働きやすくなった実感が「ある」と答えた理由を問うと、「働く女性の数が増えてきた」
が65%。
働きやすくなったから働く女性が増えたのか、働きにくくてもそれを打破して働く女性が増えたのか・・・。当事者の「働く女性」としては複雑な心境となる結果だ。

続いて、多い回答が

  • 産育休や在宅勤務などの制度が充実してきた
  • 職場や社会の理解が進んできた

現状はどちらも44%程度。今後は、この回答率が増えることを多いに期待する。

コレカセ読者注目!2019年は稼女を後押ししていた!

2019年は「女性が働く」ことについて、どのような年だったと思うかという問い対し、もっとも多かった回答が「転職や独立、在宅ワークなど、これまでより自由にキャリアを選べるようになった年」ということに注目したい。
「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年」が第二位回答であることを合わせて、このような社会的な感覚が女性の「雇用にとらわれない働き方」を後押ししているのかもしれない。

さらに、2020年予測。
2020年は「女性が働く」ことについて、どのような年になると思うか、と問うと「転職や独立、在宅ワークなど、これまでより自由にキャリアが選べるようになる年」と予測する回答が45.7%にのぼった。

しかしながら、2019年より「女性が働きやすくなる」と思う回答は40.7%。
これをどう見るか。
未来はポジティブだと見るべきか、女性が働かざるを得ない環境の中で模索を続けると見るかのか。

ここから私たちが得るべきヒントは、次の質問項目にあった。

「稼女」の未来は明るい!!

この結果が如実に語っている。
2019年に働きやすくなった実感が「ある」かないかが、未来へのポジティブ感に大きく影響している。

「働きやすさ」を実感できるには、行政や企業の力に頼らざるを得ない部分ももちろん大きいだろう。
しかし現在、私たちは自ら「働きやすい環境」を作り出す働きかたを選べるようになりつつある。まさに「稼女」の働き方だ。

アンケート調査のフリーコメントを見ると、回答者が雇用されている場合と、雇用ではない形態で仕事をしている場合で自身の現状や働きやすさに対して大きな感覚の差があることに気づく。

<2019年は女性が働くことについてどのような年だったかを尋ねた際、「その他」を選んだ人の声より抜粋>

◆被雇用

  • 変わり映えしない年(40代:パート/アルバイト)
  • 仕事をしながら育児や家事、子供の習い事の送迎、女性の負担は変わらず(40代:派遣社員)
  • 幼児保育無償化など、国は女性が働くことを一層推奨していた年(40代:公務員/団体職員)
  • 家事育児と両立出来るような働き方の仕事が田舎にはないと思う年だった(30代:派遣社員)
  • 育児、家事と仕事が両立できる条件の仕事はまだまだ少ないと感じた(40代:派遣社員)
  • 中高年女性でも採用してくれる企業が増えた(50代:パート/アルバイト)
  • 女性自身が何が理想的なのかが分からなくなっている印象(50代:今は働いていない)
  • 言葉は多様化しても実情に変化はない(50代:派遣社員)

◆雇用以外の仕事形態

  • 女性というより主婦の働き方がパートやフリーランス、在宅など、働き方の選択肢が広がった(40代:フリー/自営業)
  • 在宅ワークを始めたと言ったら、皆周りから理想と言われた。恐らくもっともっとそういう環境が必要。社会が追いついていない(30代:SOHO/在宅ワーク)

<2020年は女性が働くことについてどのような年になると思うかを尋ねた際、「その他」を選んだ人の声より抜粋>

◆被雇用

  • 相変わらず女性が大変な年(50代:パート/アルバイト)
  • 実力社会、格差社会は拡がると思う(30代:契約社員)
  • 女性の声が大きすぎて、男性からの反発もでて、意見を言うことが悪いことのようにとらえられる年(40代:派遣社員)
  • わかりません。期待はしていますが(40代:パート/アルバイト)
  • まだまだエルダー、シニア層の就職は難しいと思う(50代:パート/アルバイト)
  • 女性とかの枠ではなく、個人として必要とされるようになる事(50代:フリー/自営業)
  • 理想と現実はほど遠いと実感する年(50代:公務員/団体職員)
  • 働かないと生活出来ない(50代:パート/アルバイト)
  • 年齢だけで落とされる年に変わりがない年(50代:今は働いていない)

◆雇用以外の仕事形態

  • あと10年は大きな変化は望めないと感じる(40代:フリー/自営業)
  • 女性とかの枠でなく、個人として必要とされるようになる事(50代:フリー/自営業)

雇用以外の仕事形態の回答者の方がポジティブな印象を受けたのではないだろうか?

この結果を見て、私たちは、あなたは、来年をどう予測し、どう動いていくだろうか。

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